片頭痛
片頭痛にお悩みの方へ 〜原因と改善への道〜
- 「ズキズキと脈打つような頭の痛み」
- 「吐き気を伴う頭痛で仕事や家事に集中できない」
- 「市販薬に頼る生活から抜け出せない」
このような片頭痛の症状でお悩みではありませんか?片頭痛は、ただの「頭痛」とは異なり、生活の質(QOL)を大きく低下させる慢性的な症状です。若松整体院 若林区院では、片頭痛に対して根本的な原因を見極め、再発しにくい体づくりをサポートしています。
片頭痛とはどのような症状か?|若松整骨院 若林区院
片頭痛は、慢性的に繰り返す強い頭痛の一種。一次性頭痛といわれ、脳に明らかな病変(腫瘍・脳出血など)がないにもかかわらず発生する頭痛のことで、片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛などが含まれます。
◎ 片頭痛の主な特徴
ズキズキと拍動性(脈打つよう)な痛み
痛みは頭の片側(時に両側)に起こる
痛みの程度は中等度〜重度
身体を動かすと痛みが悪化する
発作は4時間〜72時間続くことがある
月に1回〜数回の頻度で繰り返す
さらに、多くの患者さんが以下の随伴症状を訴えます
吐き気・嘔吐
光や音に過敏になる(光過敏・音過敏)
においに敏感になる(嗅覚過敏)
目の前に光の点滅やギザギザが見える(閃輝暗点)
これらの症状は、通常の「頭が重い」「鈍痛が続く」といった緊張型頭痛とは明確に異なり、日常生活への影響が非常に大きいのが特徴です。
片頭痛の主な原因とは?|若松整骨院 若林区院
・脳の血管の拡張と神経の興奮
かつて「片頭痛=脳血管の拡張」と説明されていましたが、近年では三叉神経(さんさしんけい)と神経伝達物質の異常な活動が関与していると分かってきました。
脳内の血管が拡張すると、三叉神経が刺激され、セロトニンやCGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)といった神経伝達物質が過剰に分泌され、炎症を引き起こすことで痛みが生じます。
・自律神経の乱れ
自律神経は、呼吸・血流・消化・体温調節などを司る神経で、「交感神経」と「副交感神経」のバランスが重要です。現代人はストレス・睡眠不足・過労などで交感神経が優位になりがちです。これが脳血流の異常を引き起こし、片頭痛を誘発する原因になります。
整体の視点では、首(頚椎)や背骨の歪みによって自律神経の流れが妨げられることで、片頭痛が発生しやすくなると考えています。
・姿勢不良・首肩こり・筋緊張
長時間のスマホ・パソコン作業によるストレートネック
デスクワークによる猫背や巻き肩
頭部を支える後頭下筋群の過緊張
頚椎の歪みによる神経圧迫や血行不良
自律神経の乱れ(交感神経の過剰緊張)
呼吸の浅さ、睡眠の質の低下
こうした「首〜肩〜背中〜骨盤」にかけてのゆがみや筋緊張が積み重なり、結果的に脳や神経にストレスがかかって片頭痛を引き起こすというメカニズムを、当院では重視しています。
・ホルモンバランスの変化
片頭痛は特に20~40代の女性に多く見られ、生理前・排卵期・更年期などのホルモン変動の時期に頻発する傾向があります。これはエストロゲンという女性ホルモンの変動が、脳内の血管や神経伝達物質に影響を及ぼすためです。
・外的要因(環境・食事・気圧など)
天気や気圧の急激な変化(低気圧)
睡眠不足、あるいは寝過ぎ
空腹、脱水
チョコレート、チーズ、ワインなどの特定の食品
香水やタバコなどの強いにおい
強い光や大きな音
姿勢の乱れが片頭痛に与える5つの影響|若松整骨院 若林区院
・首や肩周囲の筋肉の緊張と神経圧迫
長時間の前傾姿勢(スマホ首・猫背)を続けることで、首の後ろ側にある後頭下筋群や僧帽筋上部繊維が過緊張を起こします。
これらの筋肉は、頭を支える役割を持つ一方で、過緊張すると後頭神経や三叉神経を圧迫することがあります。これが頭痛として現れ、慢性的な片頭痛の原因になります。
特に後頭神経痛タイプの片頭痛では、「首の付け根から頭頂部にかけてのズキズキした痛み」が典型的です。
・頸椎(首の骨)のゆがみによる血流障害
人間の首の骨(頸椎)は、本来ゆるやかな前弯(前にカーブ)を描いています。しかし、姿勢不良によってこのカーブがなくなり、「ストレートネック」や「逆カーブ(後弯)」になると、脳へ向かう血流が圧迫されやすくなります。
特に、椎骨動脈という血管は頸椎の中を通って脳へ血液を送っています。頸椎のズレや筋肉の緊張がこれを圧迫することで、脳の酸素不足や代謝異常を引き起こし、片頭痛を誘発するのです。
・自律神経のバランスが崩れる
姿勢の悪さは、自律神経の働きにも大きな影響を与えます。とくに首まわりは自律神経の中枢である延髄や頸髄に近く、ここへの負荷が強くなることで交感神経が過剰に働きます。
交感神経が優位になると、血管が収縮し、その反動で拡張する際に片頭痛が発生するというメカニズムが働きます。これは「自律神経型片頭痛」とも呼ばれ、特にストレスや緊張に敏感な方に多く見られます。
・肩甲骨・背中の歪みによる負担の連鎖
姿勢が崩れると、背中全体の筋肉バランスも乱れます。特に肩甲骨まわりの可動性が悪くなると、首・肩・頭部への血流やリンパの循環も滞りやすくなります。
また、骨盤の後傾や猫背は背骨全体のアライメント(配列)を狂わせ、結果的に頚椎に不自然な負担をかけてしまうのです。この負の連鎖が慢性化すると、首まわりだけのケアでは改善が難しくなります。
・呼吸の浅さが酸素不足を招く
姿勢が悪くなると、胸郭(胸の骨)が縮まり、呼吸が浅くなります。深い呼吸ができなくなると、体内に取り込まれる酸素量が減少し、脳への酸素供給が不十分になります。
これも脳の代謝異常を引き起こし、片頭痛の一因となるのです。慢性的に酸欠状態が続くと、集中力の低下や不安感、うつ症状にもつながるため、注意が必要です。
若松整体院の片頭痛に対する5つのアプローチ|若松整骨院 若林区院
・姿勢や骨格バランスの徹底分析
まず最初に行うのが、姿勢と骨格のバランスを全身的にチェックする検査です。片頭痛のある方の多くが、以下のような状態にあります。
頭が前に出ている「頭部前方突出」
肩が内巻きになっている「巻き肩」
背中が丸くなった「猫背」
骨盤の傾き(前傾・後傾)
足首・膝・股関節のアライメント異常
これらのバランス崩れが積み重なることで、首や後頭部の筋肉・神経に持続的なストレスが加わり、片頭痛を慢性化させてしまうのです。
・後頭下筋群・僧帽筋の調整
片頭痛を訴える患者様のほとんどに、後頭下筋群の強い緊張が見られます。これは首と頭蓋骨をつなぐ小さな筋肉群で、姿勢の保持や視線の安定に深く関わっています。
この筋肉が過緊張を起こすと、大後頭神経などの神経を圧迫して頭痛を引き起こすだけでなく、頚椎の可動性も低下し、血流・リンパの流れが滞ってしまいます。
若松整体院では、これら深層筋に対して繊細な手技でアプローチし、神経・血管の圧迫を根本から解放します。
・頚椎、頭蓋、骨盤の矯正と調整
頭痛の発生源が頭部であっても、その引き金は骨盤や背骨の歪みにあることが多くあります。当院では、以下の部位に対する矯正・調整を行い、全体のバランスを整えます
頚椎(首の骨):カーブの修正、可動域回復
頭蓋骨:頭蓋の縫合やリズム調整(脳脊髄液の流れを改善)
骨盤・仙骨:身体の土台を整え、背骨全体を正しい位置へ導く
これらを整えることで、姿勢・呼吸・神経伝達がスムーズになり、頭痛が自然に出にくい身体に変わっていきます。
・自律神経へのアプローチ
片頭痛は「交感神経が過緊張し、血管が急激に拡張する」という神経の乱れによって起きるケースも少なくありません。そのため、自律神経のバランスを整えることも重要なポイントです。
当院では、以下のような施術で自律神経の安定を図ります
頭蓋骨と仙骨のリズムを調整する
肋骨・背骨の可動域を広げて呼吸の質を改善
腹部や内臓へのやさしい手技で副交感神経を優位にする
リラックスした身体状態を取り戻すことで、片頭痛が出にくくなるだけでなく、眠りの質や精神的な安定感も大きく向上します。
・日常生活、セルフケアの指導
施術で身体が整っても、日常の姿勢や生活習慣に問題があると再発のリスクが高まります。当院では、以下のようなセルフケアを丁寧にご指導します。
正しいスマホ・PCの見方、座り方、寝姿勢
首・肩まわりの簡単ストレッチ
頭痛を予防する呼吸法
頭痛が出たときの対処法(温冷ケア、セルフマッサージなど)
ストレスを溜め込まない(軽い運動や深呼吸)
規則正しい生活リズムを意識する
カフェイン、アルコール、加工食品を控える
姿勢に気をつける(長時間のスマホ使用はNG)
お風呂で首や肩を温める
患者様のライフスタイルに合わせた、無理のない再発予防プログラムをご提案します。
片頭痛は、“治らない”ものではありません
片頭痛は、「一生付き合うしかない」と思われがちな症状です。しかし、身体全体の構造や神経、筋肉の状態を整えることで、根本から改善することは十分に可能です。
実際に、当院で整体を受けた多くの方が、
「頭痛薬を使う回数が激減した」
「朝スッキリ起きられるようになった」
「長時間の仕事でも頭が痛くならない」
といった喜びの声をあげてくださっています。
若松整体院 若林区院では、ひとり一人の症状の背景までしっかり見つめたうえで、オーダーメイドの施術とアドバイスを行っています。
「もう薬に頼りたくない」「原因から改善したい」とお考えの方は、ぜひ一度若松整体院若林区院の施術を体験してみてください。あなたの頭痛の根っこを、私たちが一緒に見つけ出し、丁寧に整えていきます。