梨状筋症候群
- 階段の上り下りでお尻に痛みが走る
- イスに座っていると脚が痺れて座っていられない
- ランニング中に脚が地面につくたびにお尻が痛い
- 草むしりしていると太ももやふくらはぎがチクチク痛む
- ゴルフでスイングすると臀部が重苦しくなる
梨状筋症候群とは?|若松整骨院 若林区院
梨状筋症候群とは、骨盤出口部で臀部の奥深くに位置する梨状筋がその下を通る坐骨神経を圧迫して臀部の痛みや時に坐骨神経痛を引き起こす疾患です。
梨状筋は仙骨の内側から大腿骨の大転子先端内側面に付着しています。日常生活でのトイレに座ったり、長時間自転車に乗っていたりと様々な行為で坐骨神経が圧迫され、症状が誘発されます。
梨状筋症候群の原因|若松整骨院 若林区院
梨状筋は複雑な股関節の動きである回旋運動に関与している筋肉です。主な原因としてはゴルフや野球などの身体を捻るスポーツ、長時間のデスクワークや運転、過度な運動による使いすぎ、中腰姿勢での草むしりなどで筋肉に過負荷がかかり柔軟性がなくなることによって坐骨神経が圧迫され起こります。
また筋緊張を引き起こす多くの原因は日常生活や仕事での不良姿勢が大きく関係しています。
例としてパソコンやスマホを操作する姿勢は骨盤が後傾位となり、背中(胸椎)が丸くなり、頭部が前方に突き出す姿勢(ストレートネック)がとりやすく、その姿勢は背部、首、肩だけではなく臀部の筋肉の緊張を引き起こすことで梨状筋症候群を引き起こすことに繋がっています。
現代社会においてスマホやネットワークの普及が多くなっているためその際の姿勢は大いに関係しているため、作業する際は椅子の座り方などを工夫し少しでも姿勢を正すように意識することが重要です。
梨状筋症候群の症状|若松整骨院 若林区院
梨状筋症候群は坐骨神経痛が主症状で、慢性の持続的な痛み、チクチク感、痺れが最初に臀部に生じ、ときに太ももからふくらはぎ、足先まで及び坐骨神経痛を引き起こすこともあります。腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症に比べるとまれな疾患ではありますが、類似した症状がいくつかあるため鑑別が必要になります。
若松整体院若林区院の梨状筋症候群の治療法
まずは患者様の症状や既往歴、患者様の私生活・お仕事等での姿勢や患者様のニーズなどをヒアリング・カウンセリングにて伺います。当院では患者様の症状は患者さまの日常生活に原因がありそこを改善することが必要不可欠だと考えているためです。
患者様のお身体がどのような状態か徒手検査・姿勢分析にて現在の状態を評価します。
痛みは様々な日常の姿勢や動作によって痛みが生じるので、どのような姿勢で痛みが生じるか、またどのような状態で違和感を大きく感じるかを確認します。
検査した結果をふまえ、現状お体がどういう状態でなにが原因でお身体に痛みが生じているか説明します。そのうえで必要な治療を提案し、施術致します。
検査・施術の結果をふまえ、現在のお体を改善していくポイントを説明していきます。今後のプランを明確にし、次回以降何を行っていくかお話いたします。
上記のような内容を踏まえこれまでの経過、現在の痛みの状態、既往歴などをお伺いしていき、その後徒手検査にて現在のお身体の状態を評価させて頂いた上で治療を進めます。
臀部周辺や下肢への痛みや痺れが強い場合はハイボルトという特殊な電気施術でまず生活に支障を来している痛みや痺れを緩和させます。緩和させると同時に、痛みの原因となる箇所の特定も行ないます。痛みがある程度、落ち着いたら痛みの元となる骨盤の歪みの矯正を行ないます。骨盤を正しい位置に矯正することにより、臀部や腰部にかかっていた負担を軽減させます。
歪みを取り除いてから、正しい姿勢を維持する為にインナーマッスルのトレーニングを行ないます。正しい位置で骨盤を安定させる為に、インナーマッスルの強化は必須になります。その時の痛みをとるだけでなく、痛みの根本の原因を改善させ、自分で維持できる身体を手に入れていただく為の施術やトレーニングプランをプランニングして提案させて頂きます。
痛みを再発しない・させないことを目的に歪みや痛みの原因となっている日常生活での不良姿勢や癖を見つけていき、ご自身では気づかない面でサポート致します。
痛みは今までの蓄積や様々なことが重なった結果で引き起こされているものがほとんどです。臀部や下肢の痛みでお困りの方はお気軽に若松整体院若林区院にご相談ください。